センネジェム

第19王朝、セティ1世とラムセス2世の時代の職人さんのお墓です。
規模は小さいですが、現在一般に公開されているお墓の中で一番キレイなお墓と言えると思います。

小さいお墓なので、全部の場面をじっくり見てもらいたいのですが、あえて見どころを挙げると・・・・
@イアル野の場面
Aミイラ作りをするアヌビス
でしょうか。。

お墓の様子を書いてみました↓↓↓


↑センネジェムのミイラを作るアヌビス&「死者の書」。

←冥界の13柱の神々を礼拝するセンネジェムとその妻。その上にはアヌビスが!!!!!!
 アヌビスの間には、ウジャトの目も描かれています。


↑アヌビスの拡大写真。やっぱり、かわゆい!!!!



上から、ラーの船を礼拝する2匹のヒヒ、
センネジェムと妻のイイネフェルティが、ラー、オシリス、プタハを礼拝している様子
センネジェムと妻が、イアル野(来世)で農業をしている様子。


お勧めのお墓です。
ただ、お墓自体の規模が小さいので、団体客と鉢合わせしてしまうと、入場制限&時間制限されます(10分くらい待たされた上に、5分くらいで追い出されます)。。。
団体客(日本のツアーでは、あまり訪問しないらしいのですが、欧米のツアー客は、結構遭遇します)がいたら、墓のそばの休息所で少し待った方がよいかも。。

このページを作成するにあたり、主として「王家の谷〜テーベの神殿とネクロポリス」「図説 古代エジプト2 「王家の谷と神々の遺産」篇を参考とさせていただきました。


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